観察(事実を見る)
観察の際にポイントになるのは、「視点・視野・視座」の3つです。
視点は、対象を見るために「必要な知識」です。
視野は、「見えている範囲」のこと。
視座は、「どのような立ち位置から見るか」ということです。
その3つのポイントを使って、「対象(起こっている事実)」を観察します。
人は、この3つのポイントで、対象を観察して、その情報を吸収します。
情報を観察した際に吸収できる情報量も、この3つのポイントが深く関係します。
視点・視野・視座を意識的にコントロールして、対象を観察することで、自分の中に吸収される情報量が変わります。
基点となる視点、視野の広さ、見るポジションを意識的に変えて、対象を観察してみることで、それまで気づかなかったことに気づくことができるようになるからです。
判断(解釈と選択)
判断の際にポイントになるのは、「入力(インプット)情報」と「価値基準」です。
価値基準は、入力情報にフラグを付ける処理の元になる個々の人が持つ基準になります。
処理の仕方は、入力情報を「解釈(意味づけ)」して、価値基準を元に「評価」し、「選択」します。
そのプロセス全体が「判断」になります。
この時、選択肢は複数持つように心がけると、選択の幅が広がり、実行結果に影響します。
実行(仮説と学習サイクル)
実行の際にポイントになるのは、判断の結果で得られる「仮説」です。
その「仮説」を試し、試した結果を「振り返り評価」します。
振り返り評価の際は、
・どう考え何を行ったのか?(行動)
・その結果何が起こったのか?(事実)
・結果をどう考えるか?(解釈)
・得られた学び(分かったこと)は何か?(モデル化)
・次に何をするか?(チャレンジ)
・そのメリットは何か?(メリット)
を言語化します。
評価結果をアウトプットして言語化して、言語化した情報をフィードバックすることで、価値基準と視点がアップデートされます。
その結果、今後の「観察」や「判断」の仕方が影響を受け変化します。
まとめ
・環境は人を変え、また人をつくり出す。
・「観察→判断→実行」プロセスを高速回転させる。
・学習サイクルを習慣化させる。
今の時代は、さまざまな情報があふれ、その情報を自分で取捨選択しなければならない時代になってます。
その中で、最適で適切な情報を選択し、自分を成長させていこうとすると、学びのサイクルを取り入れた方がよいです。
共感いただく部分がありましたら、是非取り入れてみてください。