「ADtools」は全6機能を搭載した成約最大化ツールです。WordPress専用プラグインとしてCatch the Webが開発しました。
アフィリエイトを効率化するための機能を搭載しており、読者が思わず行動してしまうような仕掛けを施すことができます。
運用型アフィリエイトは案件を決めて、ランディングページを作成したならば広告配信をして成約を目指します。
それからは読者の反応を確認しながら改善していくことになりますが、成約を勝ち取ることは簡単ではありません。放っておけばどんどん広告費がかさんでしまいます。
ADtoolsはランディングページからの離脱を極限まで抑えつつ、購買意欲を高めてくれます。
この記事ではADtoolsに搭載された機能の説明と運用型アフィリエイトの実践手順について解説しています。LPを作成したもののなかなか成約まで結びついていない人は、ぜひチェックしてください。
ADtools(アドツールズ)とは
ADtoolsはアフィリエイトの成約率をアップしてくれるWordPressプラグインです。
- 離脱防止ポップアップ機能
- アンケート型LP作成機能
- リダイレクトページ作成機能
- アニメーション追加機能
- 動画の簡単追加機能
- スクリプト追加機能
これら6つの機能でランディングページからの離脱をできるだけ抑えつつ、多くの読者にアフィリエイトリンクをクリックしてもらい、コンバージョンまで到達させることができます。
①離脱防止ポップアップ機能
離脱防止ポップアップ機能は、読者がページから離脱しそうな動きを捉えてバナーを表示させる機能です。
ページから去ろうとしている読者に対してCVボタンを見せたり、商品の特徴やメリットをアピールしたり、購入しなくてはいけない理由を提示したりします。
ポップアップの動きは以下の5種類から選ぶことが可能です。
- フェードイン
- スライドイン
- ズームイン
- 回転ズームイン
- ジャンプイン
さらに任意の場所でポップアップを出現させる機能に加え、カウントダウンタイマー機能を搭載することもできます。
とても目立つ訴求ができるため、CVRが3%アップしたという調査結果も出ています。
プラグインを手がけたCathc the Webでも10年以上ポップアップを使って成果を出し続けています。
②アンケート型LP作成機能
ADtoolsではアンケート型LPを作成できます。
化粧品・健康食品・リード系案件などで用いられ、爆発的な成約率を誇っています。
ユーザーに自身の情報を入力してもらうことで参加意識を高める効果が期待できます。アンケート型LPを見た読書は設問への回答を1つずつ選んでいきます。
そうすることで読者が自問自答して考えを整理していくことで、その商品についての必要性を真剣に考えるようになります。
アンケート型LPは心理的に購買意欲をかき立てますが、自作するには専門的な知識が必要です。
ADtoolsを使えば文章や画像を用意して、空欄を埋めるだけで最短1分でアンケート型LPを作成できます。
③リダイレクトページ作成機能
ADtoolsでは運用型アフィリエイトの成功者が使っているリダイレクトページが簡単に作れます。
リダイレクトページを作成することで、マイクロコンバージョンを自分で設定できるため、独自にリマーケティングが行えるようになります。
通常はコンバージョンが発生するまで、作成したページがいいかどうかは判断できません。マイクロコンバージョンを設定すれば、クリエイティブごとにランディングページに遷移したかどうかが計測できるようになります。
これにより赤字が膨らんでしまうリスクを最大限に抑えることができます。
④アニメーション追加機能
人間には動くものに注意を引かれる習性があります。
この習性を上手に利用すれば、読者の視線をこちらの意図通りに誘導することができます。
ADtoolsは動きのあるランディングページにするための装飾が簡単に作れる機能が搭載されています。
- ぴょこぴょこ
- 点滅
- ぷるぷる
- スライドイン
- ズームイン
- フェードイン
- ジャンプイン
目的に合わせた多彩なアニメーションが用意されているため、成約率を上げることができます。
Catch the Web社では自社の運営でアニメーションを導入したところ、成約件数が3倍も伸びたという結果が出ています。
さらに1記事で250万円の粗利がでるようになるなど、かなりの効果が現れています。
⑤動画の簡単追加機能
ランディングページでは動画のように動くGIFアニメーション画像をよく見かけます。動きをつけることで読者の視線を誘導できるため、すでに使っている人も多いかもしれません。
ただしGIFアニメーションはデータ容量が大きいため、ページの表示速度に悪影響を及ぼしてしまいます。
ADtoolsではGIFアニメーションの代わりにMP4動画を使うことを勧めています。
MP4動画はGIFアニメーションよりも95%ほどデータ容量が軽くなるため、ページ速度にも支障をきたしません。
ただ、MP4動画をそのままランディングページに追加してもオートで再生されたり、リピート再生されたりしません。
そこでADtoolsではMP4動画をGIFアニメーションのように再生できる仕掛けを施しています。
使い方もとても簡単で、動画のURLを貼り付けて、クイックタグのボタンを押すだけです。
これによりデータ容量を軽くしつつ、GIFアニメーションと同等の効果が得られるようになります。
⑥スクリプト追加機能
ランディングページを運用していると、一定の記事だけに解析タグを入れたいと思うことがあります。
ADtoolsには投稿ごとのスクリプト追加機能が搭載されています。
すべてのページにスクリプトタグを入れると表示速度が低下してしまったり、余計なデータを収集してしまったりしますが、記事ごとにスクリプトを追加すればこうした問題を回避できます。
スクリプトタグを使ったほぼすべてのサービスに対応しているため、柔軟性がとても高いです。
運用型アフィリエイトの5つの実践手順
ここからは実際にADtoolsを使って運用型アフィリエイトサイトを作る場合の手順について解説していきます。
以下の5つのステップで成果を上げることができます。
- ランディングページの作成
- 記事の装飾
- ポップアップ機能の搭載
- リダイレクトページの設定
- スクリプトの追加
それぞれの手順について詳しく解説していきます。
①ランディングページの作成
まずはランディングページを作成しましょう。
ADtoolsはWordPressのプラグインのため、見慣れた管理画面から使うことができます。
いつものブログを書くように記事LPを作成することができます。文字のサイズを大きくしたり、太字にしたり、色を変えたりといった装飾も簡単にできます。
アンケート型LPは独自の入力フォームになっていますが、アンケートの設問と回答、オファーとコンバージョンボタンを設定するだけなので、こちらも簡単に作成可能です。
ADtoolsには24種類ものコンバージョンボタンが搭載されているため、画像さえ用意できれば数分でアンケート型LPが作れます。
②記事の装飾
ランディングページができたならば、今度は装飾を加えていきます。
注目して欲しい文章に装飾を施すことで、読者の目を惹きつけることができます。
ADtoolsを使えば、ついつい視線が向いてしまうような動きを簡単に加えることができます。
③ポップアップ機能の搭載
次は読者をランディングページから離脱させないためにポップアップ機能を搭載しましょう。
ページを離れようとした瞬間にポップアップが飛び出してくるため、最後の一押しをしてくれます。離脱する読者に対して再アプローチできるため、クリック数が確実にアップします。
最後の最後までしっかりとアピールして、できる限り取りこぼしをなくしていきましょう。
④リダイレクトページの設定
ランディングページは作成して終わり、というわけにはいきません。
シビアに数字を計測して、どのページが有効で、どのページがマズいのかをしっかり確認する必要があります。
ランディングページの品質をチェックするためにリダイレクトページを設定しましょう。そこからさまざまなデータを集めて、それを元に改善を加えていきましょう。
こうすることで赤字になるリスクを抑えることができます。
⑤スクリプトの追加
ヒートマップをはじめとした外部ツールを使うことで、さらに成約率を高めることができます。
ただし、WordPressのphpファイルを編集するのは面倒ですし、すべてのページにスクリプトを加えると表示速度が遅くなってしまいます。
外部ツールを使う際はADtoolsのスクリプト追加機能を使って、必要なページだけに加えるようにしましょう。
そうすることで最大限にツールを活かすことができます。
ADtoolsは初心者でも使える?
運用型の広告用ツールは取り扱いが難しいものが多いです。
ツールを購入したものの、上手く使いこなせずに宝の持ち腐れになっている人もいるはずです。
ADtoolsはWordPressのプラグインということもあり、普段からWordPressを使っていれば問題なく使いこなすことができます。
操作マニュアルもしっかり付属しているため、たとえ初心者であってもまったく使えないといったことはないはずです。
そのため、初心者であっても十分に使いこなせるでしょう。
もちろんこれまでまったくアフィリエイトをやったことがない人が、いきなりADtoolsを使おうとしても上手く使えるとは限りません。
最低限のスキルや知識がないとADtoolsの本来の実力は発揮できないかもしれません。
そういった意味では、ある程度運用型アフィリエイトの経験があり、何とか成約率を上げたい人向けのツールともいえます。
ランディングページを作ったものの、なかなかコンバージョンまで結びつかない人には十分に価値があります。
まとめ
ADtoolsを使えば広告を運用する上で必要な要素のほとんどをカバーできます。
運用型アフィリエイトででは広告費をかけてPDCAを早く回すことが大切です。しかし、最初は広告費ばかりがどんどんかさみ、成約が得られないことも多いです。
ADtoolsは成果を出すために必要な機能が最低限に抑えられているため、初心者でも問題なく扱うことができます。
現在、運用型アフィリエイトを行っており、成約が取れずに悩んでいるならば試してみる価値は十分にあります。