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3倍速く書けるWeb記事スピード文章術

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サポートクエスチョン

書くために最初のトリガーとなるサポートクエスチョンを以下に記載します。
この問いは、過去の経験から作りました。
順番は、私が思いつきやすいと考えたもの順に並べてますが、どの質問から始めてもらっても構いません。

記事の目的・狙い(グルーピングの際は、一番合うと思われるマトリクスのボックスに配置します)
・記事は何の目的があって書くのか?
・何を達成したいのか?
・読み手にしてほしい思考や行動は何か?
・誰に向けて書く記事なのか?
・読む相手の専門知識や保有情報はどれくらいか?

目的に即した情報(グルーピングの際は、一番合うと思われるマトリクスのボックスに配置します)
・目的に即したキーワードはどんなものがあるか?
・目的に即したポイントはどんなものがあるか?
・目的に即したアイデアはどんなものがあるか?
・目的に即した一次情報・リサーチ情報はどんなものがあるか?

1. [③満たされていない現状]
お客さまの満たされていない状態を描写してみる。お客さまが抱えている悩み、不安、痛み、不満、心配、 怒り、悲しみ、恐れなどどんな状態で、どんな心の想いをもっているか?何が問題なのか?(その問題はどんな悪影響を与えているか?)

2. [④解決し満たされた未来や、充足した未来の状態]
お客さまのもつ悩みや不安が解決し、ハッピーな状態、商品を手にした時にできる体験、得すること、満足感、安心感、喜び、興奮、欲求、ロマン、また更にその先にある豊かさや幸せはどのようなものがあるか?

3. [⑦証拠や事実、事例]
あなたの商材が、顧客の幸せを実現できることを裏付ける圧倒的、客観的な証拠、事実、具体的事例はどのようなものがあるか?

4. [⑧商材のスペック]
証拠、事実、実例を生み出したあなたの商材の特徴・長所・ウリ、特典、商品仕様はどのようなものがあるか?

5. [⑤解決手法]
どうすれば、望む結果を生み出せるのか?その手法はどのようなものか?(テクニック、ノウハウ、役に立つこと)

6. [⑥必要になる理由]
お客さまはすでに解決策や代替案をもっているかもしれない。その解決案や代替案は何か?
また、それでもなお、お客さまがあなたの商品が必要になる理由はどのようなものがあるか?

7. [⑨商材にかける想い]
あなたの商材に対する想いや扱い始めるようになった理由(物語)、どのして商材を提供しているのか?提案者の権威性はどのようなものがあるか?

8. [⑩限定感や緊急性]
お客さまが得るベネフィット、オファー、限定感(商品の数に限りがある)や緊急性(オファーの期限と期限の理由)にはどのようなものがあるか?

9. [⑪メリットとデメリット]
なぜ、お客さまはいますぐ手に入れなければならないのか?(メリット)
なぜ、お客さまは今すぐ手に入れないと損をするのか?(デメリット)

私自身もまだ、ライター作業に慣れていないので、自分の作業を楽にしたいと思い生みだしました。
ライター作業に慣れ、ライティングスキルが向上したら、必要性を感じず作り出せない手法だったかもしれません。

私は、この作業の段取りをこなすことで、記事を書く時間を短縮しメンタル的ハードルを下げることができました。
書く内容は分かっているのに、書き始めが分からないという方は、このサポートクエスチョンを使ってみてください。

 

まとめ

まとめの意味もこめて、今回の手法で行う作業の順番を再度書きます。

1.サポートクエスチョンを見て、その質問に対する回答を書き出します。
私は、Excelソフトウェアを使いますが、グルーピングの作業があるので、付箋に書き出すのがいいでしょう。

2.TRIZの9画面法の各マトリクス上にカード(付箋)を配置してグルーピングします。

3.カード(付箋)の内容を確認し、書いた内容が「主張」なのか「根拠」(「前提」なのか「理由」なのか「事実(データ等含む)」)なのかを見て、主張であれば根拠を、根拠であれば主張のカード(付箋)を追加します。

4.全てのカード(付箋)を確認したら、主張と根拠をセットにして、「文面生成シート」の番号順に並べ直します。

5.「文面生成シート」にカード(付箋)を並べたら、そのカード(付箋)の内容を元に肉付けして文章を書いていきます。

6.文章を書いたら、最後に校正をして文章を整え、作業終了です。

この作業を繰り返し、ライティングの経験値が増えたら、このツールは必要無くなるかもしれません。
その時には、より短時間で記事を書くことができるようになっていることでしょう。


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