作業手順
作業手順としては、
1.記事の骨子作り
2.骨子内容の整理と足りない情報の追加
3.記事文面の生成
の順番です。
まず最初に、書くときの「サポートクエスチョン」に回答する形式で、記事について自分の意見・アイデアを出していきます。
ExcelVABツール(TOITOKUツール)の場合は、「テキストボックス作成」のボタンを押下して、書いた内容をカード化します。
次に、出した意見・アイデアを、カード化(付箋のようなモノ)して、TRIZの9画面法のフレームワークの中でグループとして整理します。
この時、TRIZの9画面法というフレームワークを利用します。
TRIZの9画面法は、
横軸が「時間軸」で、左から「過去」、「現在」、「未来」を表します。
縦軸が「場所軸」で、上から「上位システム(抽象的)」、「対象システム」、「下位システム(具体的)」を表します。
各ボックス毎に、サポートクエスチョンと同じ数字が振ってありますので、そのボックス内にカード(付箋)を配置します。
TRIZの9画面法で整理する理由が3つあります。
・全体を俯瞰して見ることができる。
・横軸が「過去(悩み)」を「現在(解決手段)」で「未来(あるべき姿)」の構成になっているかを確認できる。
・縦軸が上の「上位システム」から「下位システム」に向けて、ブレークダウンされカード内容が具体的になっているかを確認できる。
これにより全体の構成に合っているカード、記事内容から外れているカードを判別しやすくなり、記事内容に沿った正しい骨子が作れやすくなります。
この手法は、本来問題解決時に整理手法として利用することが多いのですが、記事を書く際の整理手法に応用出来るため、私は使っています。
グループ化が出来たら、書いたカードを一つずつ確認していきます。
この時、カードの内容が「主張」なのか「根拠」(「前提」なのか「理由」なのか「事実(データ等含む)」)なのかをあらためて確認します。
主張だとしたら、その主張をサポートする根拠(「前提」、「理由」、「事実」)をカードとして追加して補います。
機械的な作業です。
カードの文面だけでいいと思ったら、そのままにしておきます。
骨子を作るのが目的なので、文面は最後に深掘りして考えればいいと割り切ってます。
全てのカードに対して、理由付けなどの作業が終わったら、「文面生成シート」に対して、カード内容を転記していきます。
次のページでは、「骨子を見ながら文面を作成していく手順」について解説します。